はじめに
「全体管理(管理者向け)テンプレート」をご利用いただくにあたっては下記の設定が必要です。
設定内容
「year」フィールドの追加
データソース「campaign」を追加した後、データソース一覧の「campaign」の編集画面より「year」のフィールドを「date」を複製して作成します。
- 「date」を複製します。
- 複製したdateの「日付」をクリックし、タイプを「年」に変更します。
上記作業をしていただくことによって、フィールド一覧に以下のように「year」が追加されます。
「経過日数」と「残稼働日数」、「稼働日数」フィールドの追加
データソース一覧の「campaign」の編集画面より「経過日数」と「残稼働日数」、「稼働日数」のフィールドを新規作成します。
- 右上にある「フィールドを追加」を選択して「計算フィールドを追加」をクリックします。
- フィールド名に「経過日数」、数式に
EXTRACT(DAY FROM TODAY()) - 1
を入力して、右下にある「保存」をクリックします。 - 右上にある「フィールドを追加」を選択して「計算フィールドを追加」をクリックします。
- フィールド名に「残稼働日数」、数式に以下の計算式を入力して、右下にある「保存」をクリックします。
DATE_DIFF( DATE( CASE WHEN EXTRACT(MONTH FROM TODAY()) = 12 THEN EXTRACT(YEAR FROM TODAY()) + 1 ELSE EXTRACT(YEAR FROM TODAY()) END, CASE WHEN EXTRACT(MONTH FROM TODAY()) = 12 THEN 1 ELSE EXTRACT(MONTH FROM TODAY()) + 1 END, 1 ), TODAY())
- 右上にある「フィールドを追加」を選択して「計算フィールドを追加」をクリックします。
- フィールド名に「稼働日数」、数式に
AVG(経過日数)+AVG(残稼働日数)
を入力して、右下にある「保存」をクリックします。
「媒体構成」フィールドの追加
データソース一覧の「campaign」の編集画面より「媒体構成」のフィールドを新規作成します。
- 右上にある「フィールドを追加」を選択して「グループを追加」をクリックします。
- フィールド名に「媒体構成」を入力し、「グループの作成に使用するフィールドを選択」で「media」を選択します。
- 各グループの条件を以下のように定義します。
グループ名 追加または除外 条件 グループの値 Google 含む 含む google Yahoo!検索 yss Yahoo!ディスプレイ ydn Meta facebook Twitter twitter LINE line Amazon amazon Indeed indeed SmartNews smartnews Microsoft microsoft TikTok tiktok Criteo criteo Red freakout Logicad logicad UNIVERSE universe Pinterest pinterest
◆入力イメージ - 「残りの値を新しいグループとしてグループ化する」にチェックを入れて「残りの値を含むグループの名前」にて「その他」を入力して右下にある「保存」をクリックします。
「予算構成」フィールドの追加
データソース一覧の「campaign」の編集画面より「予算構成」のフィールドを新規作成します。
- 右上にある「フィールドを追加」を選択して「グループを追加」をクリックします。
- フィールド名に「予算構成」を入力し、「グループの作成に使用するフィールドを選択」で「cost_fee」を選択します。
- 各グループの条件を以下のように定義して、右下にある「保存」をクリックします。
グループ名 追加または除外 条件 グループの値
下限 / 上限10万円未満 含む 次の値より小さい(<) 100000 10万円以上50万円未満 次の範囲内(>= && <=) 下限:100000 / 上限:499999 50万円以上100万円未満 次の範囲内(>= && <=) 下限:500000 / 上限:999999 100万円以上 次の値以上(>=) 1000000
◆入力イメージ
統合の設定
リソース 統合を管理 より、統合一覧を開き、「Budhet_CP」にて選択されているテーブルをサンプルデータから差し替えます。
データをサンプルデータから切り替えると以下のように赤く「指標がありません」と表示されますので、こちらの修正と統合の再設定が必要になります。
テーブル1に設定していただく指標は以下となります。
・cost_fee
・cost
・clicks
・impressions
・total_conversions
・経過日数
・稼働日数
・残稼働日数
テーブルの間にある「統合の設定」をクリックし、統合の再設定を行います。
キャプチャのように「budget_id」選択し、統合を行ってください。
統合の再設定が完了すると、各テーブルのディメンションの右側にリンクされているアイコンが表示されます。
案件別データの追加
サマリーページの「予算金額」と「案件別」の表に使用するデータを追加します。
- 「データを追加」ボタンをクリックします。
- 「BigQuery」を選択し、「カスタムクエリ」を選択します。
- ATOMのデータが格納されているプロジェクトを選択し、以下のカスタムクエリを入力して「追加」ボタンをクリックします。
SELECT b.budget_id, b.advertiser_id, b.advertiser_name, b.budget_name, bt.budget, bt.budget_fee, bt.budget_from_date, SUM(c.cost) AS cost, SUM(c.cost_fee) AS cost_fee, SUM(c.clicks) AS clicks, SUM(c.impressions) AS impressions, SUM(c.total_conversions) AS total_conversions FROM `atom.campaign` c LEFT JOIN `atom.budget` b ON c.budget_id = b.budget_id LEFT JOIN `atom.budget_term` bt ON c.budget_term_id = bt.budget_term_id WHERE DATE_TRUNC(CURRENT_DATE(), MONTH) = DATE_TRUNC(c.budget_from_date, MONTH) -- 今月のデータを絞り込む GROUP BY b.budget_id, b.advertiser_id, b.advertiser_name, b.budget_name, bt.budget, bt.budget_fee, bt.budget_from_date
- メニュー「リソース」 「追加済みのデータソースの管理」をクリックし、「BigQuery カスタム SQL」が追加されていることを確認します。
- 「BigQuery カスタム SQL」の編集をクリックし、左上の「BigQuery カスタム SQL」の名称を「案件別データ」等のわかりやすい名称に変更して「完了」をクリックします。
- サマリーページの「予算金額」と「案件別」の表をそれぞれクリックし、それぞれに選択されているデータソースを先ほど追加した「案件別データ」に変更します。
- それぞれのデータソースが「案件別データ」になっているか確認してください。
※ 仕様上、こちらで反映されるデータは予算の期間が任意期間で作成されており、今月よりも前の開始日で設定されている予算の金額は含まれませんのでご注意ください。
注意点
- 1ページ目に表示している「経過日数」や「稼働日数」は当月1日~末日での日数を反映しており、ATOM管理画面上で設定している稼働日設定は考慮されていません。
そのため、案件別の表にある「利用率」や「着地想定」も当月1日~末日の日数で計算しております。