質問
媒体管理画面にてキャンペーン名や広告グループ名、広告名を変更した場合、ATOMのレポートにはどのように影響しますか?
回答
ATOMでは「データ取得」に記載された各レポート種別の「毎日のデータ取得」の期間を対象に日次で配信実績データを取得・更新しています。
キャンペーン名や広告グループ名、広告名を変更した場合、「毎日のデータ取得」期間内のデータは変更後の名称でデータの取得・更新が行われますが、それ以前のデータはデータの取得・更新が行われません。
そのため、媒体管理画面でキャンペーン名や広告グループ名、広告名を変更すると、ATOMのレポートから出力されるデータが変更前後の名称ごとに分割されるおそれがあります。
例)12月31日にGoogle広告のキャンペーン名を変更した場合
Google広告のレポート種別「キャンペーン」の「毎日のデータ取得」期間(データ取得期間 Google広告)は「前日~過去31日間」であるため、翌1月1日に行われるデータ取得・更新の対象期間は12月1日~12月31日となります。
そのためATOMで分析軸に「キャンペーン」を設定してレポート出力を行った場合、名称を変更したキャンペーンの配信実績は以下のように出力されます。
- 11月30日までの配信実績:変更前のキャンペーン名
- 12月1日からの配信実績:変更後のキャンペーン名
対応方法
キャンペーンや広告グループ、広告などの名称変更は極力避けていただくようご留意ください。
名称変更を行った際に変更前後の数値を合算してレポートに出力したい場合、「キャンペーンID」や「広告グループID」といったIDを分析軸として使用することで、同一キャンペーンや広告グループの数値を出力することが可能です。
手順
- 対象のレポートの編集画面の「高度な設定」より、テンプレートのカスタマイズの「カスタマイズ画面を開く」を選択します。
- 対象のシートを選択します。
- (キャンペーン名を変更した場合)
カード設定の分析軸を「キャンペーン」から「キャンペーンID」に変更します。 - レポートを再生成します。
- 出力されたレポートのキャンペーンIDを手動でキャンペーン名に変更します。